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コリログ

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ンジャメナってどんなところ?どこよりも詳しく解説します。

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しりとりの「ん」で始まる言葉で有名なンジャメナってどんなところ?まとめ

ンジャメナは、しりとりの「ん」で始まる言葉として、日本でも割と有名ですが、ンジャナメは、アフリカ中央部にあるチャド共和国という国の首都の名前です。チャド共和国は、アフリカで5番目に大きな国で、スーダンやカメルーン、ナイジェリア、リビアといった国が隣接しています。

 

ンジャメナのあるチャドとは?

ンジャメナの説明の前に、チャドは、一応、立憲国家ですが、事実上の独裁国家です。世界各国の汚職を監視しているNGO・トランスペアレンシー・インターナショナルのランク付けでは、世界159中で、チャドは最下位、つまり、汚職だらけの国ということです。また、NPO団体FFPの調査でも、失敗国家ランキングとして、毎年、上位を占めています。国家暴力が蔓延し、政治も行政も機能しておらず、無法地帯といってもおおげさではありません。貧困により、人々は、安心して暮らせない国の代表といえるでしょう。女性が一人で旅行する場合は、最悪の事態も想定すべき場所です。
このチャドの首都であるンジャメナは、人口が最も多いため首都と呼ばれているにすぎません。治安は最悪で、2006年から反政府軍による軍事衝突が起こっており、2015年6月には、ンジャメナ中央警察署及に対する自爆テロ事件が発生し、死者23名,負傷者101名が発生して、多くの市民も巻き込まれました。

 

ンジャメナでカメラを出してはいけない

街中には、国際支援機関のNGO職員やフランス軍人、警察官がいたるところにいます。カメラを取り出すと、すぐによってきますので、撮影は、やめておいたほうがいいでしょう。また、中国人が、製油所や建設事業などで入国しており、それに伴って、ホテルや安宿の簡易宿所を経営していたりします。ちなみに、空港周辺のホテルは一般に9千円から1万円程度となっています。スタッフもよく教育されており、礼儀正しく、テレビやwifiも使えます。各部屋にセキュリティもついていますし、もうワンランク上のホテルだと、プールがついていたりして、高級ホテルと代わりませんので、お得感はあるかもしれません。基本的には、旅行者が来る国ではなく、フランスの軍人や政府の人間が、アフリカの軍事介入のために来ている都市ですので、空港そばのホテルはこのような設備が整っています。空港から少し離れると、3千円程度でもありますが、電気・水道はなく、危険な人々が周囲にいっぱいいるようなところですので、何が起きてもおかしくはないです。覚悟しましょう。

 

ンジャメナに行くには

旅行の時期については、雨期以外の7月〜3月がシーズンですが、乾燥した砂漠気候ですので、街は非常に埃っぽいです。旅行する場合、日本には、チャドの大使館はないため、中国にあるチャドの大使館や領事館、チャドの周辺国でビザを取得しなくてはなりません。入国後、外国人は、警察署で、72時間以内に外国人登録をする必要があります。

 

ンジャメナの治安

ンジャメナの街中のいたるところで、バナナなどの果物や家畜を路上で販売している人を見かけます。現地の人は、基本的には人懐っこい人が多いですが、貧困が激しいため、気を許すことは避けた方が無難です。

 

ンジャメナのオススメスポット

観光地としての見どころは、残念ながら、ありませんが、旅行者が行く、決まった場所がいくつかありますので、ご紹介します。

 

独立記念広場

独立記念広場は、いくつかのモニュメントが立っている広場です。ここは、軍事演習が行われる広場で、警察官や軍人が警備していますので、写真を撮る際は、一言断りましょう。現地の人の言葉以外に、フランス語は通じます。

 

カトリックの大聖堂

街の中央には、カトリックの大聖堂があります。以前は、きれいな建物で、旅行者に人気があり、近づくこともできましたが、現在は、荒廃しており、周りに大きなフェンスが立って、近づくことができなくなっています。閉鎖しているのかもしれません。
チャド湖という湖を小型ボートで渡ることができます。この湖は、気候変動により面積が激減しているそうで、95%以下の面積になってしまっているそうです。近年は、この縮小傾向が止まっています。この周辺は携帯も通じます。

 

セントラルマーケット

日常品の買い物には、セントラルマーケットがあります。ここでも、フランス語が必須です。主要通貨は、CFAフランです。野菜や家畜、肉、魚が売っています。露店では、食事をとることもできます。パンが主食ですので、基本的には、素手で食べます。スープのような飲み物もつきますが、あまりおいしくはないです。市場のそばには、映画館もあります。昔の古いフランス映画をやっているそうですが、中はトイレ臭がすごいとのことでした。

 


ほかにも、中古の電子機器が露店で、良く売っています。ウォークマンの偽物品や携帯電話(おそらく中国経由)がほとんどですが、本物のiphoneと思われるもの(盗品もしくは、物々交換したもの)も結構売っています。


知人の話では、外国人観光客が、手持ちのフランが切れたため、移動(ンジャメナで最も費用がかかるのはタクシーの移動代)することができず、電子機器をやむなく渡すことが多いため、本物が市場に出回るとのことです。

 

ンジャメナの交通費

ンジャメナでは、公共交通機関はほとんどなく、交通費がとても高いため、旅行する際は、ドルを多めにフランに両替しておかないと、移動できなくなり、非常に危険です。もし、ンジャメナに行く機会があれば、空港周辺で大人しくしていた方がいいかもしれません。