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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

美容外科から学ぶ肩書きの重要性

仕事 仕事-ブランディング

肩書き

メディアクリエイターという肩書きが話題になっています。僕個人としてはメディアクリエイターなのかブロガーなのかテキストサイト管理人なのかなんて呼び方はどうでもいいと思っています。多くの方が言っているようになにをしたか?それが最も重要であるという意見は正しいと思います。

肩書きの重要性

しかし、肩書き、経歴、学歴といったものはその人の社会的信用をある程度担保するものという側面も持っています。ある種のブランドです。その肩書きというものが何故社会的信用を担保するのか?それは先人がしっかりと社会で仕事をして信用を勝ち取ってきたからこそ肩書きは信用されるのだと思います。メディアクリエイターを名乗る方には今この馬鹿にしている人たちがホンマ悪かった。というぐぅの音も出ない実績を重ねていただきブランドとしての地位を確立して頂きたいと心からお祈り申し上げます。
 

自分を大きく見せるための肩書き

しかし、その肩書きを正確に評価できるのはちゃんとした知識があり、情報をきちんと咀嚼し分析できる人に限られます。つまり、その道に明るくない人を欺く時にも肩書きは非常に使えます。
 
たまたま、美容外科しているイケイケな友人と飲んでいるときに最近ロンダリングが酷いという主訴を聞きました。確かにテレビで有名な美容クリニックのホームページをみて、医師紹介にクソなプロフィールを書いてるけど、きっと知らない人はみんなこれ読んですごい人だろうという思い込んで受診して騙されるんだろうなと思ったのでそのあたりを書いておきます。
 
典型的なプロフィール
平成17年 ○○大学卒。
平成18年 ○○病院研修医。外科手技を研鑽。
 
ただの研修医です。人として扱われません。看護以下の扱いを受ける時期です。外科手技といっても人を切るとかそういうことをまともにできる技量はありません。ほくろもたぶん無理でしょう。
 
平成20年 ○○大学形成外科に入局。数々の外科手術をこなす。
 
手術をするために形成外科へ。しかし、美容=形成外科という思いはあっという間に幻と消えます。美を追求する美容と機能と美しさの両立を考える形成外科の溝は結構あります。リスクをとって再建する形成外科の手術は基礎としては非常に勉強になりますが、実地の訴訟リスクと戦う美容ではほとんど使えません。そして忙しいので燃えた心も美容のバイトで小銭を稼ぐ夢も儚く散りゆきます。
 
平成21年 ○○美容クリニック入職。
 
研修で疲れ、お金に釣られ美容外科へと転職。もちろん形成外科専門医をとるほどの経験もなく症例もないただの中途半端な医者としてキャリアをスタートします。
 
平成22年 ○○美容クリニック院長。
 
美容クリニックで院長に。毎日違うクリニックで診察、通勤は飛行機です。イエス、○○クリニック。給料もあがります。クレームもありません。しかし、それはクレームがきたとしても毎日診察する先生が変わることにより責任の所在を曖昧にするテレビドラマでおなじみ○○政策委員会と同じシステムだ。あと、有名どころは法務がコナミや任天堂なみに優秀だぞ!
 
平成24年 ○美容クリニック開院。
 
自分ができると勘違いし独立。機器だけ億単位の借金を背負いついに美容のレッドオーシャンへ。俺たちの冒険はまだ始まったばかりだ。
 
所属学会
日本○○学会
世界○○学会
○○美容学会
毛髪○○学会
 
学会はお金さえ払えば誰でも入れます。所属学会で勉強する?そんなことより地方のキャバクラでウェーイだろ?しかし、これを見た患者さんはどうでしょう?なんて勉強熱心で最新の知見に長けていると感じるのではないでしょうか?肩書きマジックここに極まれりです。
 

個人的に信用できる資格

では逆に美容クリニックの医師を見るときどういう資格があればいいのでしょうか?それは間違いなく

形成外科専門医
皮膚科専門医
この二つです。何故かというと最低5年実地診療で大病院に勤めて、試験をパスしないといけないその分野のスペシャリストと名乗る最低限の知識とスキルが担保されているからです。逆にそれ以外の資格はメディアクリアクリエイターと置き換えて読めば大体事足りると思った次第です。
 
玉成混合石の質と経験のばらつきもかなり多い業界ですので皆様病院選びは慎重に。
華麗なる美容外科の恐怖

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