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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

仕事始めの日に退職を宣言した部下

仕事 仕事-社畜

今週のお題「印象に残っている新人」

delete-all.hatenablog.com

これを読んで僕は震えた。会いたくて震えるのでも無く、同じ境遇の人がいたことに震えた。以後とはじめの今日僕は「連休明けでしごとつらいわー、年だわー。」とつぶやきながら出社し、連休中に積み重ねられたタスクをこなすべく机と向き合い、マインスイーパーを起動した。しかし、横に違和感を感じだ。部下(入社1年目)の様子がおかしい。声をかけてももぞもぞしていつこの人はお年玉をくれるんだろうとそわそわしている親戚の子供のようにもぞもぞしていた。そこまでお年玉がほしいならくれてやる。「よーし、お父さん今日は仕事のお年玉をあげちゃうぞ!」そう心で呟いた。午前の業務がおわり、少し午後の休憩も一息ついたそのとき部下が切り出した。

「話があります。」

「話は無い。」

という一連のお約束の後彼は口を開いた。

「僕株式会社東京(仮)に就職します。」

一瞬耳を疑った。意味がわからない。株式会社東京(仮)は日本一であることに間違いない。そこに集まるのは東京大学卒のエリートオブエリート。ジャパンの知性の上澄みだけだ。その中で地方のEランク大学出身の彼が行く。正攻法では考えにくい事態が起きていた。

 

確かに入社して1年間彼を指導してきていたが、彼のまじめさ、物わかりの良さんどはまさに仕事できる1年生であった。ただ、彼は真っ直ぐすぎた。僕は正直彼がまぶしかった。赤ちゃんはコウノトリが運んでくるということをなまじ信じているかのようなピュアな彼はそれゆえの偏り、人間としての脆さをもっていた。目標に対してあまりにも真っ直ぐなあまり、来客応対中でも呼ばれれば現場を離れ顧客を放置プレイしたり、机を整理すると意気込んで重要な書類を捨ててしまったり、彼は目の前のタスクを処理する能力はあるのだが如何せん視野が狭い。しかし仕事には意欲があり、憎めないやつだった、気がつけばついていたあだ名はこどもチャレンジだった。少し背伸びして成長し用とする様は青っぽさがあり、シークレットシューズを履いていたこともほほえましかった。しかし、その彼がちゃれんじをしようとしている。行く先は、おそらくウチみたいな中小と違い緩くない。むしろ、ウルトラきついだろう。僕が言ったところで「ふっ」と鼻で笑われるが関の山、そのようなところに行く彼には是非とも頑張ってきて身長はこれ以上伸びないけど、人間としては成長してそして風俗を僕に奢れるくらい偉くなって欲しい。そいういう気持ちで彼を送り出そうそう決めた。そして話を進める。

 「お前どうやって?」

「社長がいとこおじさんです。」

縁故かよ!そう心の中で叫び昼休みは過ぎていった。

そして数分後なんでお前は止めないのかと社長にめっちゃ説教された。

 

よく考えたら仕事始めに退職されたの2回目だった。

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