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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

俺の栄養学 その3 カロテノイド

医療 医療-栄養学

カロテノイドとは?

カロテノイド色素は、植物体内では葉緑体と共存しており根、葉、茎、果実などに広く分布している。植物以外にも、微生物はカロテノイドを生産できるが、動物はカロテノイドを生合成できない。サケやタイのピンク色は餌中のカロテノイドを吸収・代 謝して蓄積することで発色する。1981年に世界で最初に発見されたカロテノイドはニンジ ンの榿色色素であり、キャロット(carrot)の色素であることからカロテンと名づけられた。

 

カロテノイドの種類

カロテノイドを大きく分けてみると、炭素と水素のみ でできている炭化水素カロテン類と、酸素などを含むキサントフィル類に分けられる。炭化水素カロテン類の代表的なものとしてはリコペンやα一カロテン、β一 カロテンなどがあり、キサントフィル類の代表的なものとしてはルテインやアスタキサンチン、β一クリプトキサンチン、カンタキサンチンなどがある。

 

栄養学から見たカロテノイド

カロテンはビタミンAの前駆体(プロビタミン)としても重要な役割を果たしている。また、βーカロテンのもつ機能性、特にがん予防機能は、ビタミンAに変換されて効果を示すのではなく、βーカロテンそのものが重要な役割を果たしているのではないかと注目されたが肺がん患者にβーカロテン投与を行ったところ悪化したとの報告も有り真実はまだ分かっていない。

Peto R. Doll R, Buckley JD, et al:Can dietary beta-carotene materially reduce human cancer rates?Nature 290:201-209, 1981

 

抗酸化作用

カロテノイドが特に注目されたのは、強力な一重項酸素の物理的な消去能である。プロビタミン作用をもたないアスタキサンチンやカンタキサンチン、リコピンのようなキサントフィル類のほうが、プロビタミン作用が最も高いβ一カロテンよりも強い消去能が見出された。

 

注目のカロテノイド アスタキサンチン

エビやカニの表皮やタイ、金目ダイなどの魚介類に含まれるアスタキサンチンは,、餌となるヘマトコッカスなどの植物性プランクトンが生産したアスタキサンチンが、食物連鎖で動物体内に蓄積する。ヒトレベルの研究では、LDLコレステロールの酸化抑制効果が報告され、1日0.6mg のアスタキサンチンを2週間摂取して、有効性が確認されている。アスタキサンチンは、免疫力の低下や糖尿病の合併症にも効果を示しており、また脳関門を通過し、活性酸素が原因となる目の疾患や脳内老化の予防機能などの生理機能が期待されている。

 

板倉弘重:アスタキサンチン.占川敏一.辻 智.子編,医療   従事者のための機能性食品ガイド,東京,講談社,182-189,   2004

 

青コリ的見解

カロテノイドはトマトのリコピンやほうれん草のルテインなど多数あります。

複数バランスよく摂るのが肝要では無いでしょうか?(粉ミカン)