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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

日本心理学会で個人的に興味を引いた研究発表10

医療 医療-心理学

日本心理学会の第77回大会が北海道で先日行われました。

それの抄録がラボに置いてあったので退屈しのぎに読んでみると非常におもしろい事を調べて研究している人がいるもんだと少し感動しました。そこで、世の心理研究者はこんな面白い心理学を研究しているということをご紹介させて頂きます。

  1. 転生願望法における大学生の対人関係特性
    あなたはトリ、犬、ネコ何に生まれ変わりたいですか?という質問に対する大学生の返答を統計処理した結果はネコが一番人気でした。ちなみにネコは自己中心性を表します。最近の大学生は自己中心的な人が増えているのかと言うことが伺われる研究。

    青コリのコメント
    僕は犬になりたいです。
  2. 死別経験と人格発達
    動物の死などの死別経験は「つながりを大切にする。」「考え方が柔軟になった」などの人格発達に重要な役割を果たす。また、東日本大震災の死が身近か身近ではないかという問いに身近ではないと答えた群は身近と答えた群と比較して人格発達が未熟であったとの結果であった。

    青コリのコメント
    人の死は人格を育てる上で実は結構重要な要素なんですね。
  3. 大学の専攻による協調性尺度等の得点の違い
    協調性の有無などをスコアリング化して文系と理系に分けています。結果は理系のほうが非協力的でいじめに加担した経験者が多いという結果であった。

    青コリのコメント
    これがコミュ力という奴ですか?
  4. 大学生のなまけ傾向と精神的健康の関連
    怠け傾向の強い学生は単位も取れないし、学校満足度も低い。また、なまけ傾向が持続すると無気力傾向になるので注意が必要。

    青コリのコメント
    当然と言えば当然の結果ですが、当然のことを当然とするためにデータをとるのも大事なお仕事です。今後さらに踏み込んだ研究を予定されているようですので今後に期待です。
  5. パスワード生成に対する初期パスワードの影響
    初期パスワードを複雑にしたらパスワードをどのように設定するかを検討した調査。結論はパスワードは初期パスワードの複雑さに影響しないという結果。

    青コリのコメント
    いや、そりゃ複雑にして忘れたら手詰まりになりますし。。。
  6. Twitterにおける中国人についての言説の計量テキスト分析
    ヘイトスピーチの分析。韓国を話題にした統計では「特権」「生活保護」「人権」などが高い関連性があったが、中国人に関しては「反日」「デモ」などが目立った。

    青コリのコメント
    ネトウヨって研究対象にされているんだ。。。
  7. 日韓中における青年の自尊感情と仮想的有能感
    日本は自尊感情が低く、仮想的有能感が高い。韓国は自尊感情が高く、仮想有能感が低い。中国は自尊感情、仮想有能感ともに高いという結果になった。

    青コリのコメント
    こういうのもナショナリズムの機運が高まってるから研究されてるんですかね?
  8. 青年期男子が抱く「理想の女性のイメージ」
    男性は結婚、交際ともに癒やしの要素を強く求めている。一方性的魅力は恋愛で、良妻賢母は結婚で重要視される要素となっている。

    青コリのコメント
    結婚相手と恋人は別っってやつですね。

  9. 娘に嫌われる父親
    2004年と比較して父親に好意的な娘が増えている。娘との関係改善には娘の話をよく聞く、家族で過ごす時間を増やす、母親を大事にするなどが重要であった。

    青コリのコメント
    母親のいいなりにならない(19%)がどういう意味かまだ僕にはわかりません。
  10. 共感的なひとはあっちむいてほいに負けやすいか?
    初対面では愛情、喜び情動伝染が高いほど負けにくく、顔見知りでは悲しみ、愛情の感情伝染が高いほど負けやすい。また、初対面では抑うつが高い程負けやすく、活気が高い程負けにくい結果になった。

    青コリのコメント
    あっちむいてほいをサイエンスに落とし込むの発想と検証が非常に面白いです。完全に運だと思って増したが勝率を上げる方法があるんですね。

くだらないコメントとともに書いてしまいましたが、まだまだ面白い研究は山ほどあります。僕は全く違うジャンルの人間ですが気分転換に読んでみたらはまりました。たまには息抜きに色々と学会の抄録を読んでみるとかなり面白いのでお薦めです。

 

追記

さらに追加紹介しました。

まだまだある日本心理学会で発表された興味を引いた研究