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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

カネボウの美白成分ロドデノール含有化粧品被害の皮膚科学会の診療指針を一般向けにまとめてみた。

医療 医療-スキンケア

日本皮膚科学会のホームページに「ロドデノール含有化粧品の使用後に生じた皮膚障害に対する診療の手引き及び一次調査表について」というタイトルでカネボウ化粧品の情報が載っております。医療従事者向けでわかりにくいのでかなり削ることになりましたが一般の人が分かるようにまとめてみました。

 

原因成分のロドレノールって何?

メグスリノキなどに含まれるフェノール化合物物質で、チロシナーゼ活性阻害作用を有しています。そのため、メラニン生成抑制作用があり色素沈着部位の色調が改善するという美白効果があります。

 

臨床症状の特徴

・後天的に不完全脱色素斑が出現

・好発部位は頚部側面、顔面

・脱色素斑はまだらな事が多く、色素脱失の程度はさまざま

光線との関連性が示唆される症例がある。

・全ての症例で使用部位に一致した脱色素斑を生じているのが特徴。

 

診断書などについて

・現在、製品の自主回収や会社に報告するために診断書は必要ではない。

・今後、(株)カネボウ化粧品が診断書の提出を求める場合が生じれば、書き

方を統一し不利益が生じないように対策を行う予定。

 

予後

半年から1年で回復したという症例が多い。

・しかし、結論はでていない。

・病態が不明であり、絶対に治るといいきれない状況。

 

カネボウの対応

現在(株)カネボウ化粧品が申し出のあった方を訪問し、症状を確認しています。

 

その他の美白化粧品について

他の美白剤で同じ症状が出現するリスクがまったくないとはいえない

 

紫外線防御が必要か

・化粧品の使用と紫外線照射に発症との関連性が疑われている。

日焼けはしないほうが良い。

 

保険、補償などについて

・治療と検査は保険診療で対応。

・自己負担分の費用に対する企業からの補償などは、今後患者と企業で交渉を行う。

 

原文

美白成分ロドデノール含有化粧品使用後に生じた色素脱失症例 

医療者(皮膚科医)向けの診療の手引き