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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

ワタミ候補の「病院を黒字にするため高齢者に出て行ってもらった」について

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【参院選】ワタミ候補 「病院を黒字にするため高齢者に出て行ってもらった」

の記事を読んでワタミが病院を経営している事を知った。世間でブラック企業と言われているワタミが世間でブラック業種の雄である病院を経営しているとか一体どこまで黒なのか気になる所です。

 

ちなみにその病院は

医療法人盈進会 岸和田盈進会病院

という所みたいです。

たしかにHPには

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ワタミの渡邊さんの写真が理事長からの挨拶に載っているので理事長しているのは間違いないと思います。その時点でこいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!と言いたいのを堪えて冷静にみてみましょう。

 

病院の構成はどうなっているのでしょうか?

病院には病床数というものが決まっており、自治体から振り分けられたベッド数と使用用途が決まっています。

急性期  56床 7:1看護

緩和ケア 16床 7:1看護

リハビリ 29床 13:1看護

療養型  56床 20:1看護      

見た感想は普通の病院です。7:1看護というのは1人の看護婦が7人の患者をみると言うことです。療養型の20:1看護は患者20人に対し1人の看護師がつくということで一見超絶ブラック!看護されてねーじゃねーか!と思う方多いかも知れませんが、療養型病院はこんなもんです。ワタミとして生まれ変わる前からブラックです。平成25年のデータなんでもしかしたらワタミが経営に入ってくる前は5:1とかもっと素晴らしい環境だった可能性も否定できませんが、普通に考えたらありえません。

 

そして求人

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福利厚生のところの各種イベントがワタミのボランティアだったりしたら軽く笑えるのですが一見普通です。

 

そして年報

年報が丁寧にPDFで開示されております。

個人的になぜこの病院について読んでみようと思ったのか調べてみようと思ったのかというと老人を追い出して病院経営が上手くいくという意味が分からなかったので調べてみただけなんです。そこで老人が固まっているだろう療養型病床についてみてみました。

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ほぼ満床で素晴らしい経営状態です。

ここで見るべきポイントは平均在院日数が延びたり縮んだり浮き沈みが激しい印象を受けます。平均在院日数は患者の入院日数の合計を患者数で割るという単純計算です。この浮き沈みが激しい平均在院日数の場合は短期と超長期が混ざっているときに起きる状態のことが多いです。

 

在院日数に何故注目するか?

今の保健医療制度では早期退院に家庭か老健に戻すことが推奨されています。なので在院日数が多いほど1日あたりの単価が下がるように保険点数が設定されています。なので日当点が平均在院日数が高い月は低いということが起きてしまいます。

 

つまり、ワタミ候補の言った

「病院を黒字にするため高齢者に出て行ってもらった」
は恐らく

平均在院日数を減らすために長く入院していた老人たちをワタミのケアハウスに帰したりや転院などの方法で減らして単価を増やしたということでは無いかと推測します。

 

なんか商魂たくましいと思われるかも知れませんがこれは至って普通です。たいていの病院が退院を急かすのはこのシステムのせいです。

 

おそらくワタミ候補は病院の体質を変えてうはうはだぜ!と思っていたのかも知れませんが、そこは既にワタミ以上のブラックな職場が広がっていたのかも知れません。

 

最後の結びとして

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栄養管理科の病院食が株式会社ニチダンでワタミじゃ無いところに突っ込んで終わりとさせて頂きます。ありがとうございました。