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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

ドラマ心療中に対する現役臨床心理士の突っ込みが厳しい

医療 医療-心理学

今週のお題「テレビドラマ」

関西圏では4月から始まった稲垣吾郎主演の診療中を臨床心理士している友人と見ていると異様に詳しい突っ込み解説を加えながら話してくれたのがあまりにも印象的だったのでメモとして記録します。

ちなみに、このドラマは今のところカウンセリングルームのセットしかほぼ無い深夜の低予算ドラマですが色々心理を少しでもかじっていると非常に面白いです。

公式の1話の予告編のコピペです。(ネタバレを含みます。)

精神分析医の了(稲垣吾郎)は、上慶学園のスクールカウンセラーとして、生徒や教師、ときには保護者の悩みを聞き、解決するのが仕事。

 

まずここから噛みつきました。

精神分析医というのは、精神科の医者のことをこのドラマでは指していると思われます。事実、精神科医はスクールカウンセラーをすることは出来ます。しかし、「実際にする人いないよ病院に比べてコスト悪いし」とかいきなり生々しい金銭事情が出てきました。しかし、そこはドラマだし、もしかしたら慈愛精神にあふれたいい人も世の中にいるよとなだめておきました。

 

ある日、了の治療を受けていた生徒・美波(須田アンナ)が診療室を訪れた。美波はほぼ完治したはずだったが、症状がまた起こり始めたと訴える美波。彼女は、了に対して、なかなか心の内を明かそうとしなかったが、了が粘り強く話を聞いているうちに意外な告白を始める。

 

ここでネタバレですが、この美波という生徒は解離性人格障害です。一言で言うと二重人格です。ここで一言「この子のイかれてる感はすごい良い。だけど、綺麗すぎる。」

純粋に評価するとただの嫉妬にしか聞こえませんが、本当の解離性人格障害の人は、身の回りのことが出来なく小汚い人が多いとのこと。いや、深夜に小汚い若い子見たくないよ。むしろ、小綺麗なな若い子みたいよ。とおっさん全開で切り返しておきました。

 

次にやってきたのは、瞬(高田翔)という生徒。自ら了を頼ってきたにもかかわらず、目に涙をいっぱいためて警戒心をあらわにする瞬。やがて彼は「親友を殴った。死んだかもしれない」と語り始める。親友が彼女との関係をあけすけに話すのが耐えられなくなり、親友を押し倒してキスしたくなったから殴ったのだという。瞬は、自分はゲイなのではないかと打ち明ける。しかし、了は瞬がゲイではないと判断し、瞬に「ここに通っている本当の理由を教えてほしい」と告げる。それに対して瞬は「人に、人を救うことなんてできない」と言い放つ。

 

ここでネタバレですが瞬君は好きな子が友人にNTR寝取られてしまったがために、自分はゲイだ!と思い込んで心のバランスを取ろうとしているとしている可哀相な男の子です。稲垣吾郎とこの子のやりとりを見ていてこいつゲイなのかーと僕は見ていたのです。しかし、「こいつゲイなの?」と聞くと「これ偽物だよ」と即答したあたりが流石プロだと思いました。しかし、この偽物っぽいゲイを演じていて一般人にはゲイ、プロからはノンケと判断される微妙な距離感を演じている高田翔君は個人的にもっとすごいと思いました。

 

心療中関東では放送終わっていますが、深夜放送らしくセットが部屋だけとか対話しかないとか低予算番組っぽい作りのクセに稲垣吾郎主演とか予算があるのか無いのか分からない非常に凝った作りの深夜ドラマです。見てない方は是非。